40代女性「生活の中で姿勢や歩き方が自然に変わり楽になった」

パーソナルレッスンを受けて下さった方（40代女性）の事例をご紹介させていただきます。

お悩み・ご要望

・姿勢を調整したい。
・長期的に体を維持していきたい。

レッスン頻度

２週間に１回、パーソナルレッスン

自主トレーニング

ほぼなし

身体評価

スウェイバック姿勢（骨盤後傾・後方重心・猫背）
軽度S字（胸椎右凸、腰椎左凸）側弯
X脚、扁平足
腹筋群や背筋群、上下肢（特に股関節周囲筋）など全体的に筋力弱化あり
歩行では、荷重をかけると膝が内側へ入るように動揺が認められる

レッスン

　裏ももの筋（ハムストリングス）やもも外側の筋・靭帯（大腿筋膜張筋・腸脛靭帯）の柔軟性低下、股関節周囲筋（臀筋群や深層外旋六筋、腸腰筋等）の筋力弱化が認められる為、柔軟性の向上と股関節周囲筋の筋力強化を図るエクササイズを実施しました。また、脊柱のアライメント（背骨の位置関係）が不良であるとともに柔軟性が低下し、腹筋群や背筋群の筋肉が左右でアンバランスに使用されているため改善を図るエクササイズを実施していきました。柔軟性が向上してきてからは徐々に腹筋群や背筋群への負荷量も上げていきました。

経過

１回目のレッスン前後のお写真

腹筋群が賦活され後方重心が軽減
側弯（機能性側弯）の軽減
股関節の内向き（内旋）が軽減し、ももの隙間が目立たなくなる。

1回目・10回目のレッスン前のお写真

腹筋群が賦活され、後方重心でお腹が前に出た姿勢が軽減
脊柱の歪みが少し軽減
股関節外旋筋が賦活され股関節の内旋が軽減
歩行の荷重時に膝が内側へ入るような動揺が軽減

スタジオからのコメント

　2週間に１度の頻度であり、お忙しく自主トレーニングもほぼできない状況でしたが、徐々に腹筋群を意識してエクササイズが行えるようになっていき、姿勢の変化が認められてきました。また、脚の筋力が弱いことで出来なかったエクササイズが出来るようになり、筋力の向上が認められていました。先天性に股関節が外向きに開きにくい方のためX脚を改善する事は難しいですが、弱くなっている筋肉などの強化を図っていきました。骨盤の位置やお尻の筋肉が使用できるようになった事で、歩行時の膝の内側への動揺も軽減が認められた事が考えられます。
　脊柱の柔軟性も少しずつ向上しているため、背筋群や腹筋群を協調的に使用して姿勢が保持でき、少しでも側弯や猫背が軽減できるよう今後もサポートさせていただきます。