50代女性「姿勢が少しよくなりました」

グループレッスン（２週に１回）とパーソナルレッスン（週１回）を受けて下さった方（50歳代女性）の事例をご紹介させていただきます。

【お悩み・ご要望】

腰痛、首・肩こり

【レッスン頻度】

グループレッスン4回（２週に1回）、パーソナルレッスン10回（週1回）。
計4カ月

【自主トレーニング】

　週1~2回

身体評価

反り腰（腰椎前弯）・骨盤右回旋位。脊柱は骨盤の代償にて左回旋位。
後方重心
猫背、頭部前方偏位、巻き肩
股関節外旋制限・O脚
脊柱・股関節・肩甲帯の柔軟性低下が認められた。
腹筋群・臀筋群・股関節の内転筋群・背筋の筋力低下が認められた。

レッスン

　腹筋を使った骨盤の前傾・後傾の動きと、股関節・胸椎・肩関節の柔軟性の向上や肩甲骨の位置を整える事から始めました。
　パーソナルレッスンでマシンピラティスを開始してからは、さらなる柔軟性の向上を図りました。特に脊柱の各動きと股関節の外旋可動域向上や深層外旋六筋や大臀筋を含めた股関節外旋筋の筋力強化を重点的に行いました。徐々に、腹筋のインナーマッスルや臀筋群・股関節内転筋群・背筋群の筋力向上エクササイズの負荷も増やしていきました。

経過

初回レッスン前後の写真（マットピラティス）

後方重心の軽減。
猫背・頭部前方偏位の軽減。
骨盤右回旋・脊柱左回旋の軽減。これによりO脚が少し目立つ。

初回・パーソナルレッスン10回目（4カ月後）のレッスン前の写真

後方重心の軽減。
骨盤右回旋・脊柱左回旋の軽減。
反り腰・猫背・頭部前方偏位・巻き肩の軽減。肩回りや背中がスッキリして見える。
O脚の軽減。

スタジオからのコメント

　グループレッスンでも変化は見られていましたが、柔軟性の低下が強かったこともあったため、マシンピラティスをご紹介させていただきました。マシンピラティスでのピンポイントなアプローチによってさらなる姿勢の修正が可能となり、グループレッスンでは感じられなかった腹筋群を使っている感覚も少しずつ解るようになってこられています。

　同じ姿勢で作業をした後などはまだ腰痛があるそうですが、姿勢の変化を感じてくださっています。引き続き、不調を軽減できるようサポートさせていただきます。