ピラティスは姿勢改善に効果的?

良い姿勢にはインナーユニットの働きが重要

良い姿勢とは骨盤が正中であり、耳・肩・大転子・外果(くるぶし)が一直線上にある姿勢です。
正しい姿勢をとるためにはインナーユニットといわれる、身体を支える土台となる筋肉が協調して働く事が大切です。

インナーユニットとは

インナーユニットとは腹部の深層にある腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群・横隔膜により構成されています。

腹横筋

腹横筋はコルセットのように腹部についており、内臓を支える筋肉です。
腹横筋がしっかりと働く事で腹部の内圧が高まり、腰(腰椎)を安定させる働きがあります。

多裂筋

多裂筋は背骨についている筋肉で、身体を反る動作や片側に身体を倒す動作などで使われる筋肉です。
立位などの抗重力位では背骨を支えるように作用しています。

骨盤底筋群

骨盤底筋群は骨盤の底部にある主に肛門挙筋(恥骨直腸筋・恥骨尾骨筋・腸骨尾骨筋)、尾骨筋からなる筋群です。
内臓を下から支え、排尿・排便には排出口の閉鎖・開口の役割があります。

横隔膜

胸郭の下部にあるドーム状の筋肉です。呼吸に作用する筋肉で、息を吸う時に収縮してドームが下方へ引き下がります。
これにより胸腔の陰圧が高まり、肺が膨らみ肺に空気が入ります。

ピラティスはインナーユニットを活性化する

ピラティスのレッスンでは度々「上に伸びるように」「お臍を引き込んで」等、腹部を意識して伸びるように声掛けを行います。
この状態で胸式呼吸を行う事により横隔膜も収縮させ、インナーユニットを活性化していきます。

もちろんピラティスで活性化されたインナーユニットも、普段の生活習慣や体の使い方の癖などでまた元に戻ってしまいます
そのため、普段から良い姿勢を意識する事や、自然に良い姿勢になるようにピラティスを継続して、運動を学習させていく事も重要です。

悪い姿勢が習慣化している方は、インナーユニットの機能低下のみでなく、背骨の関節の柔軟性も低下しています。
そのため、初めのうちは良い姿勢を取ろうとすると辛いと感じるかもしれません。

しかし辛いからと悪い姿勢を継続し、動かさないでいるとより柔軟性が低下し、筋力も低下していってしまいます。
この悪循環をピラティスで断ち切りましょう

痛みなどの身体の不調のある方や、身体が硬く出来るか心配な方、運動が苦手でついていけるか不安な方はパーソナルレッスンをおすすめします。

Pilates studio yunosuでは、リハビリの専門職である理学療法士・作業療法士の国家資格取得者によるピラティス指導を行っています。それぞれの方に合わせたピラティスをご提供いたしますのでまずは体験レッスンからお試し下さい。

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